動画説明
【収録時のイベント概要】
複雑きわまる現代社会では、
「正義とはなにか」
「望ましい生き方とはどのようなものか」を、
ひとことで言うのはむずかしい。
わたしたちはどのように生きるべきなのか?
この倫理学的な問いに対し、
世界的に人気のアメコミヒーローたちを通して
答えを探る異色のアプローチを取ったのが、
今年邦訳されたトラヴィス・スミスの
『アメコミヒーローの倫理学――10人のスーパーヒーローによる世界を救う10の方法』(堀内進之介監訳/翻訳、塚越健司翻訳)である。
バッドマン、ウルヴァリン、ハルク、キャプテン・アメリカ……。
群雄割拠のアメコミヒーローたちは、それぞれの正義観を持ち、
それぞれの仕方でヒーローとしての役割をまっとうしようとしている。
気鋭の政治学者であるトラヴィス・スミスは、彼らを1対1で俎上に載せて比較・検討し、
どちらが現代社会にふさわしい徳性の持ち主かを論じていく。
ハルクVSウルヴァリンの荒くれもの対決。
「もっとも神に近いヒーロー」としてのソーVSスーパーマン。
魅力的なマッチメイクを重ね、スミスはひとつのロールモデルにたどり着く。
ゲンロンカフェでは本書の刊行を記念し、
本書の紹介に携わった堀内進之介、塚越健司の両名とともに、
アメコミに造詣が深く、
本書でもアメコミの監修・注釈等を担当した柳亨英を招き、
トークイベントを開催。
アメコミヒーローたちの魅力、
そしてそれぞれの正義観・倫理観とはどのようなものか。
『スパイダーバース』や『アベンジャーズ/エンドゲーム』など、
続々公開される話題作を、より深く楽しむために。
まったく新しい観点からアメコミを読み、語るトークイベント!
【イベントのページ】
https://genron-cafe.jp/event/20190522/
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