文明の進展と人間の劣化はセットになっている

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マドモアゼル愛の学習塾

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ムーンショット政策というものがあり、2050年の日本を表す計画であるとか。労務や作業はほとんんどロボットがやってくれて、人間は労務の苦労をしないでいられるとか。

その分、創造的な仕事ができるでしょう、、、とのことですが、私には人間とロボットが同レベルになるように思われ、実際的作業能力においてはロボットがはるかに上なので、これは確かに逆転されることになるなと思った次第。

文明スタンダードが進むことがよいことのように私たちは考えますが、もしかしたら、文明が進展するたびに、人間は劣化の一途をたどってきたのではないか、、、の疑問が拭えません。

歴史にはふたつの方向があり、ひとつは形や労働や利便性における進化、これが一般的に言う文明の進展にあたります。しかし、文明の進展は必ず、人間性や魂、霊的な劣化を伴ってきました。

ふたつの方向性は逆方向に向かっているため、文明が進めば進むほど人間はダメ人間になっている可能性が高いのです。そして2050年に至ると、ロボットと人間は同列となり、作業能力に優れるロボットが上位にくることになるのは必然だと思われます。

現在の労働ですら、すでに人は作業を行うことだけであり、創造性などは仕事にはあまり生かされません。なのでロボット化が早いわけです。2050年になるとこれが同列になるので、人間はどうしてもおいて行かれることになります。

ただし、本当にそうした時代が訪れるかどうかはまだわかりません。私はそうなる以前に大崩壊が起こり、文明の方向と人間性の方向が逆にならない形での新文明に至ると思っています。

しかしそうなるには、今の方向性が逆転するような大崩壊を伴うことになるかもしれません。そうした混乱の中で私たちはどのような視点と立ち位置にいればよいのか、、、

自身の中にすでに逆転した視点を持つ必要があるとおもうわけです。これまで私が語らせてもらってきたことは、すべて、逆転した視点の必要性との思いからです。

文明の方向に命が乗せられたら、命はロボット化していきますし、病気の運命から逃れることはできなくなるかもしれません。都市化が文明の方向なら、都市化の中に埋没した視点は大崩壊の前で危険かもしれません。

文明の方向に沿った出世や地位を求める人は、大崩壊の前で無力であるにも関わらず、そのことに気づきにくくなるかもしれません。

すべてにそうなのです。文明の方向性に従う危険にそろそろ私たちは気づく必要があるように思います。

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