8.「天山南北」新疆ウイグルの綿花産業 機械化と農協の発展で活性化

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動画説明

Storyline

 中国北西部の新疆ウイグル自治区の農民は、その土地に常に心血を注いできた。今、機械化が進み地域の状況に応じた農業協同組合も発展したことで、地元の農業に大きな可能性が生まれている。

 「農村の活性化」を目的とした一連の政策により、新疆の農業は大きく変化した。新疆ウイグル自治区カシュガル地区のマラルベシ(巴楚)県は大規模な土地改革によって大きな成果を収めた。

 これは、中国国際テレビ(CGTN)が16日に公開した新しいドキュメンタリー「天山南北~新疆での生活」で語られた数々の物語の一つだ。この80分間のドキュメンタリーは、新疆ウイグル自治区に住む24人の感動的な物語を取り上げ、社会経済が変化する中で彼らの生活がどのように変化してきたかに着目し、地域内外の固定観念を打ち破り、誤解を解くことも目的としている。
 
 <地元の綿花農家 Rozi Abdujilil氏>
 「農民にとって土地は命だと言っても過言ではない。土地に穀物や綿花を植えてお金を儲ける。私たちは協同組合に参加して、外で働くことで収入を増やす」

 マラルベシ県の農家は2018年から、綿花栽培の可能性を高めるために資源を出し合うようになった。

 <地元の農協組合長 斯孝林氏>
 「私たちの協同組合は、2019年から村の6000ムー(400ヘクタール)以上の土地をすべて請け負い、今は全部で1万ムー(600ヘクタール)を管理している。ヤルカンド川が近くにあり、マラルベシ県は綿花の栽培に最適だ。他の地域で栽培されている綿花と比べて、繊維の質が格段に優れている。農業は水と天候に左右されるからね」

 斯孝林氏によると、土地譲渡政策は地元の綿花産業を最適化し、収穫量を大幅に増やして効率を向上させたという。

 <地元の農協組合長 斯孝林氏>
 「以前は土地が散らばっていて、基本は手作業に頼っていた。譲渡政策で土地が統合されて広くなり、スケールメリットが生まれた。例えば、害虫駆除は完全に機械化されている。以前は500ムー(33.3ヘクタール)の土地しか耕せなかったが、今では5000ムー(333ヘクタール)、さらには1万ムー(666ヘクタール)まで耕せるようになった。生産量が増え品質も向上した。私たちはビジネスファーストモデルで運営を考えるようになった。そして、コストや経費を削減し、生産量を上げるため相乗効果を生み出すための対策を講じている」

 斯氏によると、地元の人々が手作業から機械化への変化をすぐに受け入れたのは、皆が土地を愛し、土地を最大限に活用することを望んでいるからだという。

 <地元の農協組合長 斯孝林氏>
 「機械化は、綿花生産にとって大きな意味を持っている。このようなコットンピッカーは、1日に200ムー(13ヘクタール)近くの収穫が可能だ。1日に少なくとも100人分の仕事をこなすことができる。300、500、1000、そして1万ムーと拡大してきた。生産量さえ上げれば、必ず利益が出る。ゼロからスタートして、ここまで大きくなった」

 <地元の綿花農家 Rozi Abdujilil氏>
 「毎年、心を込めて綿を育てる。綿がこんなにも白い花をつけ、私の生活はもっと良くなる。これが楽しみなんだ」

 Rozi氏は、故郷の改革が新たな機会を与えてくれ、新しい時代の近代的な農家生活を楽しんでいるという。

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