【講義アーカイブ】学侶の世界 第1シーズン 第2回「慈恩会 後編〜竪義」(講師:高次喜勝)[2021年3月6日]

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動画説明

※ この講義のレジュメ( http://ow.ly/kOXt30rzC1H )を配信しておりますので、適宜ダウンロードしてください。このレジュメは個人で学ぶために提供されているものです。再配布や法会に持ち込むことは厳にお控えください。

南都六宗のひとつである法相宗では、学問を究めることで悟りにいたろうと学侶(学問僧)は精進します。古来、学侶にとって日頃の修学を披露する場が南京三会に代表される大会でした。特に、口頭試問ともいえる「竪義(りゅうぎ)」は学侶の関門として南都北嶺で今も続けられています。法相宗では、宗祖慈恩大師の命日11月13日の慈恩会に併せて「競望者(けもうしゃ)」がある年に限って竪義が執行されます。竪者(受験者)は、春日明神のご神火とともに21日間の前加行(予備試験)を行い、日々の試験を突破して一世一代の竪義に挑みます。

慈恩会竪義と前加行は「学解仏教」や「神仏習合」といった、まさに南都仏教の矜恃を現代に伝えている行です。令和2(2020)年、薬師寺の慈恩会で竪義を遂業した講師が、あまり知られていない学解仏教の世界を紹介します。前編では竪義までの21日間の前加行を中心に、後編は慈恩会と竪義についてお話ししています。法相論義の世界。ご視聴下さい。

講師

高次喜勝(法相宗大本山薬師寺・唯識学寮 研究員)

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