伊藤亜紗×斎藤環×與那覇潤「当事者研究はどこへ向かうのかーー身体優位の時代の先へ #2」(2020/2/14収録)@gubibibi @pentaxxx

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動画説明

【収録時のイベント概要】

2019年5月8日ゲンロンカフェにて、
斎藤環×與那覇潤「身体優位の時代の先へ──『平成の鬱』とその処方箋」を開催しました。
このイベントは、與那覇氏が自身の病気の体験と、平成における日本、
そして世界の変動を重ねて論じた著作『知性は死なない――平成の鬱をこえて』刊行記念として、
「ALL REVIEWS」に同書の書評も寄せられた、
精神科医・批評家の斎藤環さんとの公開対談イベントとしておこないました。

「令和の幕開けに際して『平成の鬱』を乗り越えるための処方箋を探る」と語りかけることからはじまったこのイベントは、
病、精神と身体についての言及方法論から、当事者研究について、
またはコミュニケーションについてなど、様々なテーマで議論がおこなわれ大きな反響を呼びました。
そして今回、観客からの熱いリクエストにこたえて、第二回の開催が決定ーー!!
ゲストには、前回のイベントでも言及のあった『どもる体』(医学書院)、
そして近刊の話題書『記憶する体』(春秋社)などを通し、
従来の医学的・心理的アプローチとはまったく違う視点から、
吃音や視覚障害、麻痺や幻肢痛、認知症などについて言葉を紡いできた伊藤亜紗さんです!
精神科医として臨床現場に立ち続ける一方、
『社会的ひきこもり』(1998年)、『心理学化する社会』(2003年)、
『ヤンキー化する日本』(2014年)など数々の著作で平成日本を分析し、
また近年では「オープンダイアローグ」の手法と思想を通じて、
精神疾患と国内の医療現場にアプローチしている斎藤環さん。
そして、ベストセラーとなった『中国化する日本』(2011年)で、
歴史学者として一躍名を馳せ、若くして頭角を現し気鋭の論客と呼ばれたが、
2014年に双極性障害(躁うつ病)を発症し、のち勤務先の大学を辞職。
病気の体験と、平成における日本、そして世界の変動を重ねて論じた著作
『知性は死なない――平成の鬱をこえて』(2018年)を2018年に刊行された與那覇潤さん。
2019年にはまさに平成の鬱をこえ、『歴史がおわるまえに』(亜紀書房)を刊行されました。
この三名で「当事者研究はどこにあるのか」、
そして、身体優位の時代にいかにして思考を展開することができるか、
病/心と身体をこれからどのように論じることができるか、
歴史、思想と往復しながら、たっぷりとお話いただきます。
ぜひ会場にて、生の議論をお聞きください。ご来場をお待ちしております!

当事者研究はどこへ向かうのか – ゲンロンカフェ
https://genron-cafe.jp/event/20200214/

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