石正麗研究員、武漢ウイルス研究所の流出説を強く否定

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動画説明

中国科学院武漢ウイルス研究所の石正麗研究員は、新型コロナウイルスが武漢ウイルス研究所から流出したという根拠もないデマや陰謀説をすべて否認すると、述べた。 中国国際テレビ(CGTN)のインタビューで、石正麗研究員は、世界的には感染拡大に歯止めがかからない中、国際協力のチャンネルを広げる必要があると示した。
 <中国科学院武漢ウイルス研究所 石正麗研究員>
 「実験室バイオセーフティーに関する理解では、ハイレベルの実験室バイオセーフティーはいずれも、高病原性微生物を扱っている。そもそも、実験室は研究中の病原体が外に漏れないように作られるものだ。また、実験室に関する厳格な管理措置や人員に対する厳格なトレーニングなどがあるから、あらゆる面で流出のリスクを抑えている。2019年12月30日までに、我々の実験室にはこうしたウイルスは1つもなかったと断定できる。私には個人の実験記録やデータベースを持っており、公開することもできる。中には新型コロナウイルスが記録されていない。
 周知のように、新しく発生した感染症は国境を越えて広がるもので、ある国で起きた以上、直ちに他の国に広がる可能性がある。今回の新型コロナウイルスによる感染から深い教訓を学んでいる。つまり、今後、協力を減らすのではなく、さらに多くの協力を増やし、しかも、全世界の科学者が一緒に協力していくということだ。そうすれば、自然界に存在する未知の病原体を事前に把握しリスク評価を行うことができるし、技術的な指導や支援を提供できるし、ひいては、ワクチンや薬の備蓄などのような、初期の予備的な基礎研究を行うこともできるだろう。
 今後の仕事、そして現段階の重点とは、やはり効果のあるワクチンの早期投入を最優先事項にすべきことだ。新型コロナウイルス感染再拡大、いわゆる第2波や第3波の可能性はあると思う。研究の面から言えば、新型コロナウイルスへの理解はまだ不十分なので、如何に疾患を引き起こし感染を拡大したか、病原生物学や疫学などから研究していくべきことがたくさんあると思う」

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