中国医薬集団、ペルーでワクチン第3相臨床試験「世界中に供給を」

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動画説明

ペルー共和国で行われる第3相(フェーズ3)の新型コロナウイルス不活化ワクチン臨床試験の開始式が20日、北京で開催された。
 中国の国有製薬企業「中国医薬集団(シノファーム)」の劉敬楨董事長は式典で「研究開発の新型コロナのワクチンを世界中の人々に供給する」と述べた。
  ペルー共和国の保健当局は、感染症対策における国際協力を強化するため、中国の最新の取り組みとして第3相臨床試験を承認した。
 <中国医薬集団 劉敬楨董事長>
 「我々はいち早く4月から国際的臨床試験の展開を始めた。アラブ首長国連邦(UAE)で大きな進歩を遂げ、非常に成功している。今日はペルー共和国とも協力関係を結び、あらゆる面の正式文書を受け取り、権限を授与してもらい、まもなく正式な試験段階に入る。現在まで、第3相臨床試験に関して、既に十分な手はずを整えている」
 劉董事長は、中国医薬集団がペルー共和国の名門校の専門家らと協力して試験を展開するとした。
 <中国医薬集団 劉敬楨董事長>
 「ペルー国立サンマルコス大学及びカジェタノエレディア大学の2つの名門校と、第3相臨床試験で包括的な協力を行う。2校はいずれもトップクラスの大学に数えられ、専門家も非常にプロフェッショナルで、信頼できる」
 劉董事長はまた、十分な検証を経てワクチンの実用化を目指す使用が、世界中の人々が利用できるよう努めていると付け加えた。
 <中国医薬集団 劉敬楨董事長>
 「ワクチンは健康な人の予防に使われるので、一般大衆が入手可能なものでなければならない。習近平主席が世界保健大会で演説したように、中国のワクチンは研究開発に成功したのちに世界の公共財として使用されることになる。つまり、世界の人々が使用できる手頃な価格にしなければならない」
 劉董事長は、北京と武漢にある2つの研究開発施設で、1年間で2億本のワクチン供給を確保できるとした。
 <中国医薬集団 劉敬楨董事長>
 「我々は北京と武漢に研究開発基地および生産施設がある。この2ヶ所でワクチンの大規模定量生産と供給を確保できる。ワクチンの大量生産に備えるために十分な準備作業を行っている。通常の生産スピード、つまり毎日日勤だけの生産で、年間2億本以上のワクチンを供給できる。ワクチンの品質、安全性、および有効性を確保した上で、さらに大量供給も確保できる」
 劉董事長は、28日間隔で2回注射すると、ワクチンの効果が最も高まるとした。
 <中国医薬集団 劉敬楨董事長>
 「臨床実験の結果から見ると、28日の間隔をあけて2回の接種を行うと、最も優れた効果が得られる。抗体は最初の接種でゆっくり増加し、2回目で一気に高まる。この方法で全体的な有効性を確実にでき、有効性を延ばすことが可能だ。実験データから、2回に分けた接種が最も効果的だということがわかった」

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