南中国海で漁解禁 広東省各地で「開漁祭」

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動画説明

南中国海の禁漁期が明けた16日、広東省では伝統的な「開漁祭」が行われた。漁民の船上作業や大海原への出航が始まり、観光も再開して客足が伸びている。
 広東省陽江市の「開漁祭」は、獅子舞など地域の特色溢れるパフォーマンスが披露され、夏の恒例イベントにもなっている。「開漁祭」は地域の文化の伝承と発揚に役立つだけでなく、地元の観光業の発展も促進している。
 広東省農業農村庁漁業発展処の于培松処長によると、「開漁祭」は地元の漁民たちが伝統的な民俗をもとに練り上げたもので、漁民たちの海への畏敬と安全な航海、豊漁への期待が込められている。
 汕頭市では、16日正午12時に千隻余りの漁船が帆を上げて出航の準備を整えた。3カ月半の禁漁期を経て待ちに待った解禁日の初出航となり、漁民たちの期待と意気込みはいやがおうでも高まっている。
 出発前、漁民たちは網と漁具を整理し、漁船を点検、タービンを回転させ、必要となる生活品をチェックするなど最後の準備に余念がなかった。
 地元の漁民、成さんは「防護用品、氷、漁網など準備は完璧だ。私たちは国の規定に基づき12時ちょうどに海に出る」と述べた。
 湛江市では、5日間にわたる「2020年湛江開漁祭」の開幕式が行われた。
 開幕式では、地元の特色に富んだ多種多様な魚介類が紹介され、「人龍舞」「魚灯舞」など無形遺産に数えられる湛江市ならでは伝統芸能が披露された。海の幸と風情あふれる舞踊で、観光客らは沿海都市湛江の美しさにすっかり魅了されていた。
 正午12時、汽笛の音が鳴り響く中、100隻以上の漁船が漁場に向かって出航した。岸壁では数百人の市民や観光客らが、漁民たちの航海と漁が順調であるよう祈りを込めながら漁船を見送った。

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