中国のキーワードを習おう その3

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動画説明

習近平国家主席は、「二羽の鳥論」を用いて我が国の経済改革を表している。成長の原動力の転換を「騰籠換鳥」に、ハイレベルで革新的な技術の実現を「鳳凰涅槃」に例え、新しい原動力を見つけ出し、質の高い発展を推進していく重要性を強調している。
 中国共産党浙江省委員会書記時代の習近平氏は、「二羽の鳥論」を提起し、低レベルで不必要なプロジェクトと企業を一掃し、戦略的な新興産業や新たなメカニズムと成長モードを導入するなどにより、産業のアップグレードと最適化を図り、イノベーション主導の成長モードに転換し、グリーンでハイレベルな発展を実現していくと強調した。
 この理論をまとめた書籍『之江新語』(『習近平 中国・浙江省発展のための新理念』)で、習近平氏は成長の原動力の転換を「騰籠換鳥」に、経済構造の再構築を「鳳凰涅槃」に例えた。
 2018年3月、第13期全国人民代表大会会議に出席した習主席は、イノベーションによる実体経済のパターン転換と新興産業の育成強化を強調した。
 <習主席>
 「『騰籠換鳥』『鳳凰涅槃』とは、『之江新語』の中で述べ、新旧の原動力の転換を指す言葉である。良いものをさらにレベルアップさせ、構造を調整してグレードアップする。『鳥籠の中の古い鳥を取り出して、新しくて良い鳥を入れる』という意味である。しかし、古い鳥を出しっぱなしで、新しい鳥も入れず、空のままにしてはいけない。そのため、受け継ぐことが重要なのである」
 中国中央テレビ(CCTV)の楊禹評論員は、経済発展において、平穏なモデルチェンジが安定した成長を実現するためのカギであり、鳥籠が空の状態になるのを避けるべきだと述べた。
 <中国中央テレビ 楊禹評論員>
 「暮らしの中の『騰籠換鳥』というのがあるが、鳥籠を変えるのではなく、その中の鳥を変えるのである。しかし、経済における『騰籠換鳥』は鳥籠も鳥も変えることを指す。鳥籠をより大きくし、古い鳥がいながら新しい鳥を育てる。そのうえで古い鳥の行く先を決める。鳥籠が空の状態になるのを避けるためである。今日の中国経済が未曾有の圧力に直面する中、習総書記が改めて述べた2つの言葉は、産業のグレードアップと高品質の発展を目指し、『騰籠換鳥』『鳳凰涅槃』を堅持し、困難な時こそ新しい局面を切り開き、変化に直面する時こそ新しい機会を育むことを指摘している」

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