動画説明
中国商務部の任鴻斌部長補佐は13日の記者会見で、中国企業に対する制限措置と差別的なやり方をやめるよう米側に促し、難関を乗り越えていくために、米国が中国と共に努力することが必要だと指摘した。
また、中米双方が今年1月に調印した第1段階経済貿易協定は、両国だけでなく世界にも有利であり、双方が共同で協定の全面的実施に向けて取り組んでいくべきだと強調した。
<商務部 任鴻斌部長補佐>
「今年1月に中米双方が第1段階経済貿易協定に調印して以来、中国は第1段階協定を真剣に履行し、関連部門は協定の履行に取り組んでいる。新型コロナウイルスによる影響や中国に対する輸出規制の厳格化など制限措置の実施は、一部の商品やサービスの輸入に一定の影響を与えている」
また、中米両国が15日、第1段階貿易協定の履行状況などについてビデオ会議を行うことに対し、中国は、米国が協定の履行に向けて条件を整えることを期待していると表明した。
<商務部 任鴻斌部長補佐>
「現在の情勢の下で、双方は共に努力して協力を強化し、難関を乗り越えていくべきだ。米国側が中国企業に対する制限措置と差別的なやり方をやめ、第1段階経済貿易協定の履行に向けて条件を整えることを期待している」
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