欧州渡来ウイルスへの対応遅鈍が米に感染拡大もたらした=CDC所長

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現地時間28日、米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長はアメリカ放送会社(ABC)の取材を受けた際、「トランプ政権の欧州から来た新型コロナウイルスへの対応が遅かったことは、米国に大規模な感染拡大をもたらした」と初めて認めた。 レッドフィールド所長はその際、「米政府が脅威に気付いて欧州に対して渡航禁止令を出した際、欧州からのウイルスの流入からすでに2、3週間が経っていた。この間に、毎日約6万人がアメリカに入った。これは、感染症が爆発的に蔓延した要因となっている」と語った。
 4月初旬、米ケーブルニュースネットワーク(CNN)は、「二つの独立した調査レポートによると、ニューヨークで最初に蔓延し始めたウイルスは欧州あるいは米国のほかの地域に由来したものであり、アジアからではない」と報じた。
 レッドフィールド所長はまた、連邦政府と衛生部門などの機関には感染症対応でさまざまな問題があったと認め、マスク着用が最も効果のある予防法だと強調した。

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