孟ファーウェイCFOとHSBC 疑惑の2013年会合で新事実か

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2013年に行われたファーウェイの孟晩舟最高財務責任者(CFO)とHSBCホールディングスの幹部との面会に、新たな疑問が投げかけられている。法律専門家と消息筋が曖昧で疑わしい点が多いと指摘した。
 HSBCは25日に声明で、ファーウェイの孟晩舟CFOの逮捕につながった米司法省の調査に関与してはおらず、HSBCはファーウェイに対していかなる敵意も持っておらず、同社を「陥れた」ことも「わなに掛けた」こともないと主張した。しかし、疑問は残されたままだ。
 2013年8月22日、孟晩舟氏は香港のある飲食店でHSBCの幹部と会った。孟氏はイランにおけるファーウェイの業務上のつながりや、米国の制裁を順守するためのファーウェイの取り組みを紹介するプレゼンテーションを行った。このプレゼンテーションは、米国が彼女を詐欺で告発する重要な証拠となり、これに基づいてカナダに身柄引き渡しを要求した。
ロイター通信によると、HSBCの内部調査ではこの会合はファーウェイ側の発案となっていた。しかし、消息筋が中国国際テレビ(CGTN)の劉欣キャスターに明らかにしたところによると、事実とは異なることが分かった。
 匿名の消息筋は「私の知る限りでは、2013年の会合はHSBCがファーウェイを招き、孟晩舟氏との面会を要求した。これが私の知っている状況で、あなたが述べたことは事実とはズレがあると確信している」と述べた。
 どうやって知りえたのかと問われた消息筋は「私がアクセスできる様々なソース、様々なルートから」と語った。
また、この消息筋は「通常、銀行が顧客の役員を会合に招待する際には、オフィシャルな電子メールが使用される。しかし、私が把握している情報によると、この会合にはそのようなメールが存在しない」と述べた。
法律の専門家もまた、このような重要な会合がカフェで行われ、会合を裏付ける書類が何もないという主張に疑念を示している。
「私たちは自身を問い詰める必要はない。会合はファーウェイが始めたものではないことは明白だ。明らかにおかしい。もし私が銀行側の人間であれば、もし確固たる情報を求めているのであれば、会合前に情報を送ってほしいと要請するはずだ。会合で話し合うための周到な用意ができるからだ」と元米国弁護士で検察官のアイナー・タンゲン(Einar Tangen)氏は述べた。
弁護士でリーマン・ブッシュ社の創業者であるエドワード・リーマン(Edward Lehman)氏も、疑問を示している。
中国本土で25年以上の経験を持つリーマン氏は「HSBCはクイーンズロード1番地に位置しており、よく知られているようにオフィスや会議室が沢山ある美しい建物だ。当該の会合を開くためのはるかに適切な場所があることは言うまでもない。中国語と英語の間には十分な曖昧さがあるだろうし、HSBCのアジア太平洋地域の責任者が孟氏とカフェで秘密裏に会合を開くとは、理に適わない考えだ」
HSBCは2012年にメキシコでのマネーロンダリングなどの罪で米検察に告発された。係争金額は少なくとも8億8100万米ドルにのぼった。HSBCは19億ドルの罰金を科され、DPAと呼ばれる5年間の協定を締結し、自己改善と米国捜査当局への協力を求められた。

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