「ファーウェイ排除の国は最高の5G技術を利用できない」ケリーVP独占インタ

投稿日時

再生数

163

コメント数

3

マイリスト数

0

この動画は投稿( アップロード )された地域と同じ地域からのみ視聴できます。

動画説明

中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)のスポークスマンを務める、ジョー・ケリー(Joe Kelly)グローバル・メディア戦略担当バイス・プレジデントが、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)傘下の中国国際テレビ(CGTN)の独占インタビューに応じた。
 英国のボリス・ジョンソン首相が14日、英通信業者に対して、ファーウェイの第5世代(5G)移動通信網関連製品の新規購入を来年以降中止し、2027年までにファーウェイの5G機器を全て排除するよう命じた。ジョー・ケリー氏は、英国のこうした決定にもかかわらず、ファーウェイは引き続きイノベーションを図り、グローバル市場にサービスを提供していくと示した。
 また、ファーウェイは英国の動きに影響を受けることなく、他の多くの国や市場で利用されており、自らの成功を続けるよう邁進するとした。
 英国とは異なり、ベルギーはファーウェイ通信網の利用を禁止しない決定を下している。フィリップ・ド・バッケル(Philippe de Backer)デジタルアジェンダ・通信・郵政相は「リスク分析は我々が安全であることを示している」とし、現行の通信政策を修正しないと発表した。
 <ファーウェイ グローバル・メディア戦略担当バイス・プレジデント ジョー・ケリー氏> 「ファーウェイの5G関連製品の売行きは非常に好調で、世界の多くの国で稼働している。2週間前にはドイツでサプライヤーとして5Gサービスを始めた。ベルギーは今週、ファーウェイを排除せず全サプライヤーと協力することを表明した。5Gの国際市場はファーウェイにとって大きなチャンスだ、最大の単一市場は中国で、中国の5G基地局は国際市場の半分以上を占める。しかし我々には多くの潜在市場がある。今年以降、英国市場に進出できないとしても、他にも多くの市場が待っており乗り出すことができる」
 市場に関してジョー・ケリー氏は、より多くの競合相手が参入するにつれ、消費者はより優遇された価格を得ることができるとし、ファーウェイは競争力のある市場価格とグローバルイノベーションの推進に寄与していると強調した。
 <ファーウェイ グローバル・メディア戦略担当バイス・プレジデント ジョー・ケリー氏> 「調査では、ファーウェイを一国のデジタルインフラの競合相手から排除すれば、競合他社の価格は通常3割以上値上がりすることが示されている。市場から競合を排除すればコスト増になる。ファーウェイの利点の1つは、コスト面で市場の競争力を維持できることだ。また、イノベーションの面でも同じことが言える。モバイル通信市場が抱える課題の1つは、世界にモバイル通信のネットワークを構築できる企業が数少ないことだ、米国には1社もない」
 さらに、最新かつ最先端の5Gサービスを求める国は、ファーウェイを排除することで多大な利益損失を被るだろうと指摘した。
 <ファーウェイ グローバル・メディア戦略担当バイス・プレジデント ジョー・ケリー氏> 「経済の重要な基本原則として、通信事業で意識するのは、マスマーケットに新たなサービスを取り入れ、拡大普及させるならば、そのサービスのコストが競争力のあるものか確認する必要があるということだ。ファーウェイを市場の収益活動の協調体制から外すと、コスト削減とイノベーションの競争力には何の役にも立たない。繰り返しになるが、ファーウェイを排除する国は最高の5G技術を利用できなくなる可能性がある」

提供元チャンネル
関連動画