「ランセット」誌編集長、米国の反科学的な態度は感染拡大を助長

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動画説明

最も権威のある医学誌のひとつ「ランセット」のリチャード・ホートン編集長は17日、中国国際テレビ (CGTN)の取材に対し「米国の反科学的な態度は、米国民の健康と福祉に大きな危険をもたらすだけでなく、感染症の再拡大を引き起こす恐れがある」と述べた。
 編集長は、新型コロナウイルス感染拡大へのトランプ政権の対応に対する批判を支持するとし、各州でパンデミックの深刻さを軽んじて経済再開を急いだ、米大統領は数百万人の命を救える効果のある感染症対策を取ることが重要だと指摘した。
 <ランセット誌 リチャード・ホートン編集長>
 「米国の卓越した科学力に感心していたが、今はその歴史の中で非常に奇妙な時期に入っている。科学を尊重しないような大統領が率いる政府により、政治情勢は非常に奇妙にみえる。これは我々が直面する最大の脅威の1つだ思う」
 編集長はさらに、感染症の流行により、人々が意識を高め、科学をもっと真剣に受け止めるよう願うとした。
 <ランセット誌 リチャード・ホートン編集長>
 「世界には科学に反対する動きがあるが、その反科学的認識が我々人間の健康と福祉にとって大きな脅威となっている。科学を真剣に受け止め、科学的な行動を迅速に取った国々は、感染症の対応に成功してきた。反対に、科学を真剣に受け止めず、優柔不断や手遅れな対応で、科学者からの警告を無視してきた国は、感染症の拡大に苦しんでいる。今回のパンデミックから学ぶ教訓の1つは、社会が科学をより真剣に受け止めることと、科学の価値と力を理解して意思決定を行う政治的リーダーの必要性だ」

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