「肝心な決断」第8回 内外の脅威を抑え込む

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動画説明

新型コロナウイルスの感染者が再び増えた中国の北京では、感染症がほぼ抑制されている。習近平国家主席の指導の下、中国政府は内外からの脅威に毅然と立ち向かい、予防・抑制に継続的に努めている。
 春に入ると、中国国内における新型コロナウイルス感染症のピークは過ぎ去ったが、海外では依然として拡大を見せている。世界保健機関は各国に対し、措置を講じて予防・抑制を強化するよう呼びかけた。,
 <世界保健機関 テドロス事務局長>,
 「新型コロナウイルスはパンデミックとして特徴付けられると認定した」,
 3月25日、習主席は中共中央政治局常務委員会会議を主宰し、「中国内外の感染症予防・管理の新たな情勢に対応し、中国の予防・管理戦略と対応措置を速やかに整え、外からの感染流入対策、内側での再発予防に重点を置き、中国の感染症予防・管理情勢の持続的好転の流れを維持しなければならない」と強調した,
 3月13日は中国の感染症予防・抑制活動において、重要な節目となる。同日、外国から入国した感染者数が初めて、国内の新規感染者数を超えた。
 新たな情勢に対応するため、中国政府は水際対策をさらに強化した。各空港での感染症対策のレベルが引き上げられた。
 <広州税関職員 胡銀寛氏> 「疫学的検査の所要時間は1人あたりに10分ほどだ。身体と精神状態には特に気をつけている。本当のことを報告していたかをチェックする」,
 しかし、これは十分にはほど遠い。
 中国国内最大の国際航空のハブとして、首都北京は入国感染者の急増による大きなプレッシャーにさらされていた。
 <中国民用航空局運行コントロールセンター 孫韶華副主任>,
 「3月23日から、北京を目的地とする全ての国際便は、入国地を12の近隣都市に指定する」,
 それに加えて、国際便の乗客が北京入りする前に、最初の入国地でウイルス検査と、14日間の集中隔離を受けなければならない。
 <内モンゴル自治区で隔離措置を取られた海外留学生 朱さん>,
 「スタッフはとても親切で、行き届いていた。毎日『具合はどうか』と確認しに来た。生活用品も常に補充されていた」
 中国政府による多大な努力にも関わらず、個別の地方で入国者による小規模の集団感染が起きた。
 4月の初め頃、中国・ロシア国境にある小さな街である綏芬河市で、短時間で新規感染者が急増したため、一時的に閉鎖が行われた。国境の陸上通路が封鎖され、貨物運送のみが残された。
 綏芬河市を経由する入国者は集中隔離が必要になった。現地では3日間の間に、600床のある臨時医療施設が建てられた。
 国際社会は中国による入国の一時停止に対して不満を持っているが、鐘南山院士は入国者による感染の予防・抑制には賢明な措置だと示した。
 <国家衛生健康委員会ハイレベル専門家 鐘南山氏>
 「これは必要な措置だ。個人にとっては不便であるが、国にとっては有益で正しいことだ。これも現在の国内情勢が抑制できた原因の1つとなる」
 4月8日はもう一つ、重要な節目となる。武漢市では、76日間にわたった都市封鎖が解除された。同日、習主席は「気を緩めず、予防・抑制を引き続き推進していく」と要求した。

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