父の日特集 習主席と父 共通の思い

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動画説明

習近平主席は革命家の一家に生まれ、父の習仲勲氏の大きな影響を受けて成長した。2001年、当時福建省のトップを務めていた習近平主席は、父の誕生日に際してのお祝いの書簡の中で「父から受け継ぎたい貴重で崇高な品性がとても多い」と心の込もったメッセージを寄せている。
 習近平主席と父の習仲勲氏には、同じ心がけを重視する思いが息づいている。それは父の愛と責任の伝承をも示している。
 習仲勲氏は全国人民代表大会常務委員会副委員長を務めた。福建省福州市での文化財保護をめぐるストーリーがある。この地を故郷とする林則徐氏の旧居や記念館などに、1980年代後半から1990年代初頭にかけて、歴史的な理由から修繕不足や損壊といった問題が生じていた。1990年に習仲勲氏は一連の文化財保護について重要な指示を出した。
 翌1991年、当時福州市の共産党委員会書記を担っていた習主席は「林則徐旧居の修繕や墓地の開放を着実にするべきである」との指示を出した。その後も数回にわたり修繕などについて検討。1995年6月3日には、福州の白湖亭で林則徐の銅像の除幕式が行われた。
 習仲勲氏による西安の古跡城壁の保護は今でも伝えられているところだ。習近平主席も父と同じように文化の伝承と発展、保護を重視し、「自分の命を大切にするように都市の歴史文化遺産を保護しなければならない」と述べている。
 深セン迎賓館の「蘭園」には1本のガジュマルの木があるが、これは習仲勲氏が2000年に自ら植えたものだ。
 それから12年を経た2012年、習近平主席が広東を視察した際に、深セン市の蓮花山公園でやはり1本のガジュマルを植えた。習主席はガジュマルについて「粘り強い生命力を持ち、どんな貧しい土地でも土を突き抜け確かに生長できる」と称賛している。
 また、習仲勲氏は1950年代、「黄河第一のダム」と呼ばれる三門峡ダムの建設過程で、数回にわたって現場を視察し、ダム建設に科学的な提案を行っていた。
 習主席も以前から黄河の保護や治水事業に関心を寄せ、数回にわたって黄河沿岸の9つの省や自治区を視察。「黄河が人民に幸せをもたらす川になるようしなければならない」と語っている。今、黄河流域の生態保護と質の高い発展は、国家戦略に引き上げられている。
 「西北地区の人民の公僕を着実に勤める」、これは習仲勲氏の約束だ。「私は人民の公僕であり、人民のために奉仕する人である」、これは習近平主席が終始堅持する執政の理念だ。
 習仲勲氏は終始人民に心を寄せ、生涯にわたって大衆路線を実行した。そして習主席も人民に心を寄せ、人民が美しい生活を求めることを奮闘の目標にしている。
 同じ目標、同じ思いの行動は、習主席が父と同じように人民のために奉仕していることを示している。

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