今後3日間の新規感染者数により感染規模が決まる

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動画説明

中国疾病予防抑制センターの首席疫学専門家である呉尊友氏によると、16日からの今後3日間の新規感染者数により今回の感染状況が決まるという。 
  呉尊友氏は15日、中央電視台のインタビューで、北京市で過去四日間の間に80人近くの新型コロナウイルス感染者が相次いで発見されたことについて、新規感染者の行動歴をみると、いずれも新発地農産品卸売市場に関わりがあると述べた。
 北京市衛生健康委員会は15日、同市で14日に新型コロナウイルスの感染者が新たに36人、無症状の感染者が6人確認されたと発表した。
 北京で11日に約2カ月ぶりの感染者が確認されて14日まで、78人の新型コロナウイルス感染が判明した。その多くが豊台区で確認され、他の五つの区にも及んでいる。
 <中国疾病予防抑制センターの首席疫学専門家 呉尊友氏>
 「新発地市場で物体の表面から採取し分離されたウイルスは、新発地で汚染された物体の表面と患者の体から分離されたウイルスと完全に一致している。2ヶ月前の北京を含む中国各地で流行したウイルス株及び世界各地で流行したウイルス株と比較したところ、今回のウイルス株はヨーロッパで流行したものである可能性が高いことが判明した。だが、それは必ずしも欧州の国から来たものではない。米国で流行したウィルス株もヨーロッパと同じで、ロシアもそうだし、どの国から流入したかはまだ不明だ」
 今回は拡大したウイルスの発生源について、専門家は二つの可能性があると見ている。
 <中国疾病予防抑制センターの首席疫学専門家 呉尊友氏>
 「2つの可能性がある。1つは、汚染された物体を通じて北京に入った。もう1つは、感染者が拡散した。特に症状のない感染者、あるいは、軽い症状のある感染者、自分で意識していない感染者」
 北京で新型コロナウイルスの新規感染者は56日連続でゼロだったが、11日でその記録が途絶えた。
 <中国疾病予防抑制センターの首席疫学専門家 呉尊友氏>
 「北京では約2カ月にわたり新規感染者ゼロの状態が続いていた中で、感染が突然発生した原因を突き止めている。いくつかの可能性が考えられる。その中、海外や北京以外の地域からウイルスが北京に流入した可能性はもっとも高い」
 11日から北京市は一連の措置を実施した。新発地市場と同市場に関連して海淀区の玉泉東市場近くの居住区21カ所を封鎖した。
 <中国疾病予防抑制センターの首席疫学専門家 呉尊友氏>
 「今後3日間の新規感染者数により今回の感染状況が決まる。北京は11日に新規感染者が確認されたあとの12日と13日に、直ちに対策を取った。これらの措置はタイムリーかつ有効なものだ。すでに感染していれば、明日、明後日に発症の可能性が高い。この2日間で感染者が大幅に増えなければ、今以上の大規模な感染の可能性はないと予想される」
 北京市は、感染者が出た地域の小中学校、高校を休校とし、15日から市内全域で再開する予定だった小学校低学年の登校を延期した。
 また、北京市は核酸検査を実施できる機関が98機関に達し、一日最大9万人を検査することができると明らかにした。

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