ベネズエラと中国、手を携え新型コロナウイルスと戦う

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動画説明

ベネズエラの医療従事者は、新型コロナウイルス感染症の大流行に立ち向かっている。ある医療従事者が、その物語を中国国際電視台 (CGTN)と共有し、中国政府からの支援に感謝の意を表した。ベネズエラ首都のカラカスの医療従事者、公衆衛生管理の専門家のブランコ氏(DulfaElenaPerozoBlanco)は、コミュニティのIDC総合診療センターに勤務している。
 IDCセンターとは優先的な支援が必要なコミュニティに設置され、医療保健活動も優先的に行われている。新型コロナウイルスの感染拡大以来センターでは検査が実施され、個別に各家庭の訪問を続けながら呼吸器系の症状がみられる人には来所してもらっているという。
 <公衆衛生管理専門家 ブランコ氏>
 「地域の住民がセンターに来たらまず消毒です。石鹸と水で手を洗い健康情報も教えてもらいます。もちろんマスクの着用は重要です。初歩的な一連の質問をして、 一般内科か呼吸器科かで診察するか判断します。検査キットはとても小型で、妊娠検査のように少量の血液サンプルを採取します。1滴の血液を採取して3滴の試薬をかけて、10分から15分ほどで結果がわかります。サンプルは静脈から採取し、信頼性・特異性・試験の精度を上げます。簡易的なテストですが線が1本のみ表示されたら陰性、2本の線がある場合は陽性となります。
 これらの検査キットは中国のものです。友達の国である中国から送られたものです。マドゥロ大統領は中国と友好関係を保つことで、早い段階から私たちは医療物資を支援してもらった。現在の対応方法も中国の経験から学んだものです。中国は今回の突発的な衛生事件を経験した最初の国だから、社会的距離を保つような一連の対応措置も中国から取り入れたものです。
 今回のような事態に対応するには指導者が地域のコミュニティや政党と力を合わせて取り組むことが必要です。そうでなければ感染症予防・抑制はできない。このラ・パストラ教区では感染者は今のところでていません。全員は一致団結し、感染症と戦っているからです。
 各家庭の訪問は医療専門家チームとエリアの指導者が行います。呼吸器・頭痛・喉の痛み・発熱などの症状をチェックし、感染症の症状があるかどうかを調べます。私たちは毎日個別訪問を欠かさず、感染症の症状がでていなかいを調べています。毎週のように中国から届く医療物資を受け入れています。飛行機で運ばれた医療物資がコミュニティに提供されます。
 ベネズエラは初めてこうした事態を経験しました。私は眠れない日々が続きました。毎日の平均睡眠時間は1時間程度。より多くの人を助けたかったので眠れなかった。みんなが健康でいられるよう尽力しました」

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