新型コロナウイルス感染症と戦う物語=エチオピア

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動画説明

エチオピアでは、中国が出資するアディスアベバ・シルクロード病院(別名アイフェイ病院)が、新型コロナウイルス感染症との闘いに専念している。
3月21日の朝、エチオピアの首都アディスアベバにあるアイフェイ病院では、医師たちは忙しく準備作業を始めている。この日、病院では感染疑い例から感染が確認された1人目の患者が出た。
アイフェイ病院の王剣華院長はスタッフと共に、感染患者を隔離病室に搬送した。
<王剣華院長>
「患者の容態は安定している。これはエチオピアで感染が確認された1人目の中国人だ」
去年の11月から開業したばかりの当病院は、新型コロナウイルス感染症と戦う最前線となっている。
3月13日、エチオピアで1人目の感染者が出た。アイフェイ病院は迅速に対応し、中国建設グループの協力を得て、わずか5日間で病院の地下室を隔離病室エリアに改築した。
エチオピア駐在の中国大使館は病院に3000着の防護服とN95マスク1万9000枚を寄付したほか、多くの中国系企業も大量の物資を寄贈した。
<アイフェア病院 王剣華院長>
「3月27日にエチオピア保健省から感染症が予想よりも深刻だという知らせを受けた。多くの危篤患者がいて治療面では手の施しがない状態に陥った。貴院を転用してもよろしいかとこちらに聞いた。よろしければ、病院全体を使ってもいいよと返事した。これは私の責任だからだ」
3月30日、アイフェイ病院は地元の新型コロナ感染症を治療する専門病院に指定された。王剣華氏をリーダーとして、20人の医師が近隣で寝泊りし、2組に分かれて1日2回ずつ交替で出勤している。これら世界各地から来た医療スタッフたちは、手を携えて新型肺炎と戦い、自らの行動で、「健康に関わることに命をかけて努めていく」という信念を解釈している。ある夜、王剣華氏は救急診査室から電話を受けた。すぐにスタッフたちを起こして、みんなで早速病院に駆けつけた。
<看護師>
「今とても困難な時期を迎えている。全ての人に取って挑戦だ。できるかぎり慰め合い、支持し合っている。このような困難な時期に、同僚と肩を並べて戦うことができて、幸運に思っている」
<ロシア医師>
「新型コロナ感染症の流行が一日も早く落ち着いてほしい。全ての医師が困難に直面しているが、毎日それを克服している。防護措置は十分だと思う。友達や中国人のスタッフから支えられ、途絶えることのない良好な意思疎通をしている。私たちはきっと良くなることを信じている。すべてはよくなる」
 「すべてはよくなる」、これはアイフェア病院の力強い言葉である。この目標を実現させるために、世界各地の医療関係者たちは昼夜兼行で、最前線で戦っている。

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