動画説明
重慶やマカオの医療関係者からなるアルジェリア支援医療チームは14日、重慶を出発し、アルジェリアへ向かう。
アルジェリアはアフリカの中でも新型コロナの流行が深刻な地域で、感染者数は約6000人を超え、死亡率は10%近くに達し、医療システムに与える影響も極めて大きいとのこと。アルジェリア当局の要請に応じて、中国は医療チームを派遣することにした。
アルジェリア支援医療チームは、重慶からの医師、看護師、疫学者などの専門家ら15人とマカオからの5人で構成され、中国が外国支援に派遣された医療チームの中では、今回が最大規模となる。湖北省・重慶市・マカオ特別行政区などの新型コロナの予防抑制や治療の現場での経験がある20人は、呼吸・重症・感染・心臓内科・漢方医学・疫学などの分野におけるベテランである。
現地到着後は衛生部門への防疫経験の共有、医師との学術交流、医療機関への防疫及び管理プログラムの指導、特定地域における調査研究、公務員への防疫トレーニング、市民への衛生教育などの任務にあたるという。
チームはまた、医療機器、必要な保護具、ゴーグル、手袋などを含む重慶市政府から寄贈された15トンの物資をアルジェリアに届ける。
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