米国の政治家は、世界をいつまでだますつもりなのか

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動画説明

アメリカの新型コロナウイルスの感染者数・死亡者数が世界最多となりましたが、米政治家らは感染症動向の収集・分析・提供において異常に消極的な姿勢を示している。そのことで、感染状況を隠していると広く批判されてきた。
 これは米国民の知る権利を侵害し、社会的緊張さを麻痺させただけではなく、米国の感染症対策を遅らせ、取り返しのつかない損失をもたらした。
 感染症の発生以来、米政治家の吹聴している「透明な情報」が、どんなことを指しているのかはますますおかしくなっている。
 変幻窮まりないことには必ず怪しい目的がある。幾重もの疑問点に面して、米政治家は世界をいつまでだますつもりなのだろうか。
 「私は、自分が新型コロナウイルスに感染したのではないかと疑っていた。しかし一方で、米国での最初の感染事例は1月になってから発見されたと聞かされていた。とは言っても、私はインフルエンザになったこともあるが、あんなにひどい症状は初めてだった。私は、自分が間もなく死んでしまうのではないかと思ったほどだ」――。米国のニュージャージー州ベルビル市のマイケル・メルハム市長が最近になり発表したこの言葉は、国際社会の注目をあつめている。メルハム市長は自分が昨年11月に新型コロナウイルスに感染したと考えている。検査の結果でも、市長の体内に新型コロナウイルスに対する抗体が存在することが示された。市長の感染は、米国が報告した初の感染確認の時期を一気に2カ月も早めることになる。さらには、米国の政治家が吹聴している「透明な情報」が虚偽であることが、改めて露呈したことになる。
 米政府の行動には怪しいところが4つある。
1.米国は自国内での新型コロナウイルスによる感染症拡大の経過に伴う推移をひた隠しにして、問題に触れられることを避けてきた。これでは誰しもが、感染症が突然に広まった時期について疑念を抱くことになる。メルハム市長の暴露の前にも、米疾病予防管理センター(CDC)のロバート・レッドフィールド主任は公開の場で、インフルエンザの流行が発生した2019年9月の時点で、死亡病例の一部は実際には新型コロナウイルスの感染者だったと認めている。
2.米国は感染者数・死亡者数など重要な数字の発表を避け、あいまいな点ばかり採り上げ、感染症専門家に対し行政審査を行い、または攻撃をかけて報復している
3.ホワイトハウスはパンデミックへの政府対応について、自国医学者の議会証言をブロックした
4.米国は世界で最先進国であるものの、感染症物資の購買・調達や流通では、メディアに「第三世界の国」と風刺されるほど混乱している
 人々を大いに驚きあきれされたのは、CDCが3月2日に、「データが不正確」であることを理由に、感染についての検査を受けた人の数と死亡者の人数に関するデータの発表を中止したことだ。CDCのこの措置は、米国国内で大きな波紋を引き起こした。同問題をいち早く報じた米国メディア「インフォメーション・ニュースレター」のジャッド・レギューム記者は、「これは隠蔽だ。これはスキャンダルだ」と直言した。

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