仏国内の新型コロナウイルス 中国由来ではない=フランス研究所

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動画説明

フランスのパスツール研究所(Institut Pasteur)は、世界の生物学、微生物学、疾病とワクチンの関連研究分野で重要な地位に位置付けられている私立非営利研究機関である。4月28日の同研究所のニュースリリースは、フランスにおけるウィルスの輸入性と早期感染拡大の経路追跡分析を内容とした研究を完成したことを明らかにした。
 研究報告によると、2019年12月に武漢で新コロナウイルスによる肺炎の病例が報告された後、パスツール研究所とフランス呼吸器ウイルス研究所が共同でウイルスモニタリング作業をスタートしたという。今年1月24日、フランスで新型コロナウイルス感染症例が初めて報告され、これは武漢から輸入された感染症例としてヨーロッパで初めて確認された症例となっている。1月24日から3月24日の間に、97株のフランスで発見されたウイルスをDNAシーケンシング(DNAの塩基配列を決定すること)と比較分析した結果、2月下旬から始まったフランスでの新型肺炎の蔓延は、中国の患者に由来するものではないことが判明されたという。

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