米国共和党の台本がますますアメリカンコメディーに

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動画説明

中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)は26日の時評で、米国共和党の台本は、トランプ米大統領の再選の可能性を高められないと論じた。
 【CMG時評】の概要は以下の通り。
 「ウイルスについて聞かれたら、中国を攻撃すること」――最近、米国の政治ニュースサイト、ポリティコが公開した、共和党上院全国委員会が各地の選挙団体に送ったメモが、またもや世界にアメリカンコメディーを見せつけた。
 この57ページにも及ぶメモは、共和党の上院議員候補者に有権者の質問にどのように対応するかを教え、すべての責任を中国に押し付けるために頭を絞ったものだ。実のところ、米国国内で感染症対応への努力不足に人々の恨みが渦巻いているとき、共和党が中国に「責任を転嫁」しようとする出し物を知らぬ者はないが、このような大いに苦心した「台本」をでっち上げるのも、すこぶる骨の折れることだ。まさに一部のネットユーザーが冷笑するように、もし彼らがこの精力を感染症との戦いに用いれば、米国の感染症の状況はこんなにも深刻な状態にまで至らなかった。しかも、この台本は米国の政治家の眼中には、永遠に政治的利益の方が人々の生命より重いという、冷酷無情な事実を再び証明した。
 この「台本」の背後には「一石三鳥」の企みがあることが容易に見て取れる。一つは共和党政権の感染症への取り組みの努力不足に対する米国社会の怒りをそらすこと。二つ目は民主党に打撃を加え、共和党の対中強硬姿勢を選挙の争点として形作ること。三つ目は引き続き口実を設けて中国を圧迫し、中国の発展を食い止める企みだ。
 だが、このような事実を顧みず、混乱を生む、政治的計算に満ちた台本では、役者がどんなに力を入れて演じても目的を果たせないばかりか、逆にアメリカンコメディーのピエロに成り下がり、国際社会の笑いものになるだろう。
 中国の感染症との戦いがどうであったか、いずれも既に公平で的を射た評価が出されている。米国の一部の人間がこれ以上どんなに故意に中国を中傷しようとも、米国政府の感染症との戦いの努力不足という大きな「災禍」の責任を他者に転嫁することはできない。現在、米国の感染症予防・抑制活動は極めて切迫しており、この馬鹿げたアメリカンコメディーにはできる限り早く幕を引くべきだ。さもなければ、いっそう多くの米国国民が政治的計算の犠牲者になるだろう。

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