遼寧省大連市、日本・韓国などからの入国管理を厳格化

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動画説明

中国東北部3省のうち、日系企業や在留日本人数が最も多い遼寧省大連市は、日本・韓国などからの入国管理を厳格化している。日本と韓国から中国に入る主な入国港として、大連市では1日の入国便が25便に上り、入国者の90%が日本・韓国から来ている。
 1月23日から、大連市の周水子空港に到着した韓国と日本からの航空便は延べ447便に達している。それに対応するため、税関係員の数が従来の16人から190人に増え、その多くが日本語と韓国語の両方が話せる。
 また、専用通路を開設して、交差感染を避けるように対応している。
 <大連周水子空港税関 張紅兵副税関長>
 「わずか48時間で入国衛生検疫の要件を満たした専用通路を完備し、臨時便と従来の国際便を完全に分離する作業モードを実現した」
 1月23日から3月30日までの間、大連市の税関は合わせて9万5000人の出入国旅客と乗組員を対象に、出入国衛生検疫を実施した。その結果、320人を治療に移送し、延べ21人の出国を引き止めた。

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