東京五輪の延期により　観戦チケットはどうなる？

動画説明

新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、延期が決まった東京オリンピック・パラリンピック。しかし、既に販売済の観戦チケットは今後どうなるのか、今後どのように処理するか等、延期の余波は様々な分野に及んでいる。五輪延期が確定してから1週間、東京五輪組織委員会も各方面の対応に追われている。
　30日、東京五輪組織委は記者会見で、五輪延期後の重要事項について発表した。その中で最も注目されたのは、観戦チケットがどうなるかだ。これについて、東京五輪組織委は6月以降のチケットの発売予定を中止し、すでに販売されたチケットについては購入者のニーズに応じて対応することを明らかにした。
　五輪聖火はこれからの間に日本で保存される予定だが、日本での聖火リレーは中止されており、東京五輪組織委の武藤敏郎事務総長は聖火リレーの形について検討しているとした。
　大会名称について、東京五輪の延期後も「東京2020」を引き続き使用するが、会場の配置やボランティアの募集など、調整が必要なことが多く、組織委は各方面と協力して今後の問題を解決していくとした。