動画説明
湖北省武漢市。20日時点で3日連続、新たな感染者は確認されていない。
情勢は好転しつつあるが、「感染ゼロ社区」の認定を受けたコミュニティでは、依然として警戒を続ける住民の姿があった。
封鎖措置がとられた武漢では、スーパーマーケットで個人が買い物をすることも禁止された。すべてコミュニティ単位で購入し、集中配送することになっている。コミュニティワーカーは、重症患者を抱える家庭や医療従事者の家族などに重点をおき、サポートを提供している。
コミュニティに感染者がいない、ということは住民にとって安心材料だが、日々の健康状態チェックは、今も注意深く監視されている。
各住民にそれぞれ専用のQRコードが与えられ、コミュニティワーカーがスキャンすることにより体温の報告を欠かさない。
20日16時時点で、武漢市では全市の88.7%を占める6302のコミュニティで「感染ゼロ」となった。農村エリアでは約97.8%にあたる1900の村が「感染ゼロ」となっている。
各エリアのコミュニティワーカーは、パンデミックが完全に終息するまで自らの役職を堅持するとしている。
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