NY市場急落、下げ幅一時2700ドル超で取引停止

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動画説明

ニューヨーク証券取引所では、16日午前の取引開始直後に、取引を15分間停止する「サーキットブレーカー」が発動された。取引一時停止の措置は9日と12日に続く3度目となった。
 S&P500指数が8%下落し、「サーキットブレーカー」の発動基準7%をこえた。ダウ・ジョーンズ工業株価平均も10%近く暴落する荒れた相場となった。ナスダック総合指数は約6%下落した。
 新型コロナウイルスの感染拡大による世界的な金融市場の混乱を抑えるため、アメリカの中央銀行は抜本的とされる機器対応政策を決定したが、週明けの相場は悲観的な反応を示した。
 ダウ平均の16日終値は、前週末比2997ドル安の2万0188ドル。12日に記録した過去最大の下げ幅(2352ドル)を塗り替える結果となった。 連邦準備制度理事会(FRB)は15日午後5時、再度の緊急利下げを発表。今回は1%の大幅利下げで、米国の政策金利は0〜0.25%と実質ゼロ金利政策となった。さらにFRBは7000億ドルの量的緩和政策を復活すると発表、26日から預金準備率をゼロに引き下げるとしている。

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