英韓両国、新型肺炎対応策を発表

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動画説明

英国と韓国は3日、新型コロナウイルス(COVID-19)による肺炎の蔓延を阻止する計画を発表した。
 英国のボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相は3日、新型肺炎の感染者が51人に上ったことを受け、感染拡大を阻止する政府の行動計画を策定した。
 ダウニング街で行われた記者会見で発表されたこの計画は、英国が感染拡大に対応するための必要かつ合理的な措置を講じる方法を明らかにした。
 この計画は、ウイルスの抑制・伝播の減速・病源の調査と治療法の研究・ウイルスが広がった場合の影響の軽減といった4つの面が含まれている。
 政府は、感染拡大を明らかに食い止めることができない場合、人が密集するような大規模な活動を禁止する措置を取る可能性があるとし、警察のほうも主要警察力を深刻な犯罪への取り締まりと社会秩序の保障に活用すると表明した。公立病院は最近退職した医療従事者を呼び戻して人員不足を補い、一部の慢性病患者の受診を遅らせる可能性があると表明した。
 一方、ジョンソン首相は、中国当局が新型肺炎に関する情報を迅速に共有することに感謝の意を表し、中国を祝福した。
 ジョンソン首相は、英国はウイルスとの戦いにおいて世界と協力し続けていると述べた。
 ジョンソン首相は、英国の最高医療責任者であるクリス・ウィッティ教授と政府首席科学顧問のパトリック・バランス博士と共同で記者会見を主催した。
 ウィッティ教授は、中国当局が提供したウイルスに関連する貴重な情報は「非常に役立つ」と述べた。
 韓国の文在寅大統領は3日、韓国での感染者が5000人を突破したことを踏まえ、すべての政府機関が24時間警戒態勢に入り、新型コロナウイルスとの戦争に突入すると宣言した。
 文在寅大統領は定例の閣僚会議で演説し、新型肺炎に対応する経済対策として30兆ウォン(約2兆7千億円)以上の財源を「直接、間接的に投入する計画だ」と述べた。
 韓国の保健当局によると、3日時点で韓国では新たな感染者は851人増え、累計で確定症例は5186人に、死者は34人になったという。
 最近、韓国の一部の地域では、「降車免除」モデルを導入し、ウイルス検査を実施している。市民が車内に留まり、窓を開けて、体温測定とサンプル採取を受けることができるようになった。
 首都のソウルでは3日からこのモデルの普及を始めた。
 大邱市では、治療センターがすでに軽度患者を受け入れ始めている。

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