大手多国籍企業が中国での事業を再開、中国市場に自信

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動画説明

ロレアルやトヨタ紡織などの多国籍企業は、中国での工場や研究開発センターを再開した。新型コロナウイルスの撲滅に向けた中国の取り組みに自信を示している。
 パリを本拠地とする化粧品大手のロレアルが所有する中国東部の蘇州市の生産拠点には、従業員が徐々に戻っている。
 <蘇州尚美国際化粧品有限会社 張清生産本部長>
 「従業員の半数は既に工場に戻って仕事を再開し、生産能力もほぼ50%に達した。2月末までには従業員が全員戻り、生産能力も正常レベルに戻ると予想している」
 世界3大自動車シートおよび内装品メーカーとされるトヨタ紡織は、所有する上海浦東工場の生産を再開させている。
 <トヨタ紡織(中国)有限会社 荘志強副総経理>
 「上海にいる従業員は全員とても積極的で、仕事に復帰している。日本人駐在員は50人ほどいるが、ほとんどが上海にいる。我々は中国と一緒に困難を乗り越えたいと思っている」
 イギリスのエネルギー大手BPの中国における最大の生産拠点、BP珠海化工有限会社は春節期間も休まず生産を続けた。
 <BP珠海化工有限会社 黎勇総経理>
 「我が社の製品は国家と国民生活、すなわち人々の衣服、食品の包装やエンジニアリングプラスチックと密接に関連しているので、旧正月前後もフル稼動で生産を行っていた」
 BPは、中国政府が積極的に感染に対応する過程で打ち出した実体経済の安定的な運営を支援する政策や措置が適時かつ効果的だと評価した。
 <BP珠海化工有限会社 黎勇総経理>
 「我が社はすでに広東省と珠海市から、企業が積極的に生産を再開させる政策に基づいた税金や社会保障基金などの支援を得ている」
 シュナイダーエレクトリック(Schneider Electricフランスの世界的重電メーカー)、BASF(ドイツの総合化学メーカー)、ゼネラル・エレクトリック(General Electricアメリカの多国籍企業)等を含む、多くの多国籍企業が中国における研究開発センターの運営を再開させている。
 <ロレアルR&I中国 高玉総経理>
 「私たちの研究開発センターは2月10日に正式に再開した、ロレアル中国は宜昌工場と武漢事務所を除いて、全ての営業所を同時に再開した。政府も、企業の正常かつ安定的な運営を保障するために、企業の負担を軽減する措置をとっているので、安心し自信も持っている」
 世界の大手企業の多くは、中国政府が感染の拡大を抑えるために効果的な措置を講じ、多くの税制上の優遇措置を展開したため、中国市場に自信を示している。
 <アストラゼネカ グローバル執行副社長・アストラゼネカ中国総裁 王磊氏>
 「中国経済は非常に強靭なものであり、中国人民の勤勉さと知恵は再び疫病に勝つ。外資企業として、アストラゼネカは中国への投資を継続し、より楽観的な見通しを保持する」

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