日本厚労省、クルーズ船の一部乗客下船を検討

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動画説明

日本当局は、135人が新型コロナウイルスによる肺炎に感染していることが確認されたクルーズ船「ダイヤモンドプリンセス」では、病気や精神的ストレスに苦しんでいるため、一部の乗客に繰り上げて上陸許可することを検討している。
 5日に香港で下船した乗客が新型コロナウイルスに感染していたことがわかり、乗客と乗組員が検査を受けた結果、集団感染が蔓延していると判明したことにより、船は横浜港で隔離されている。
 厚生労働省の10日のデータによると、3700人以上の乗客のうち、439人がウイルスの検査を受け、検査対象の30%以上が陽性だということが確認された。
 ダイヤモンド•プリンセス号はもともと11日正午ごろに海に出て、翌日午前中に帰港する予定だったが、船長のアナウンスからは出港時間が延ばされたということが聞こえた。
 <クルーズ船の船長からの船内放送>
 「横浜からの出発に関する最新情報です。本日(11日)、まだ乗客と乗組員を降ろしており、10日に新たに判明した感染者65人のうち、32人の移送作業を完了しました。日本当局から提案をうけたが、緊急性に基づいて下船の優先順位を付けています」
 感染者のうち、乗組員が5人いて、2人がレストランで働き、2人が飲み物サービスを担当し、もう1人が客室掃除作業を担う船員だ。
 厚生労働省は10日、高齢の乗客、持病に苦しむ乗客、及び長時間の隔離で心理的ストレスを抱える人を含む、クルーズ船に搭乗する一部の乗客を早期に下船させるのではないかとの検討を始めたが、11日までに、まだ定まっていない。
 東京大学客員教授の久住英二医師による、患者の1人の両親は80歳以上で「ダイヤモンド•プリンセス」に立てこもられている。二人ども高血圧などの健康上の問題を抱えており、父親の方は腎臓の病気を患っており、母親の方は高血圧で倒れたことさえもあり、しかし、降圧剤が既に使い切られたという。
 <東京大学客員教授の久住英二医師>
 「高齢の方、年をとった方、たくさん乗っているので、彼らはもともと心臓が悪かったり、高血圧があったり、具合が悪い方々が多いので、そういう健康状態が悪化するというリスクがあります」 久住医師は、搭乗者が自分自身を守るには、なんといっても簡単だが効果的な方法をとるよう提案した。
 <東京大学客員教授の久住英二医師>
 「今このウイルスの感染の方法は主に接触感染と飛沫感染。接触感染はウイルスのいるところを触って、その手についたウイルス、ですので、手をよく洗うこと」
 乗客を助けるために、医療従事者が乗船して治療を行い、多くの医薬品を船に運んだ。また、在日本中国大使館は中国人乗客と連絡を取り、そのうち30人以上の香港人乗客が薬が急須だという要望あったと述べた。大使館員は集中的な作業を通じて、ほとんどの同胞のニーズに応えた。

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