動画説明
今回扱うのは、第二百十二段。
全文を紹介すると…
秋の月は、限りなくめでたきものなり。いつとても月はかくこそあれとて、思ひ分かざらん人は、無下に心うかるべきことなり。
秋の月はほかの季節と違ってことさらに美しいという日本人の美的感覚は、いつできたのだろうか?もしかしたらそれは、徒然草のこの段の影響かもしれない。
さらに話は広がって、昨年の天皇陛下御即位の「祝賀御列の儀」について触れる。
秋の月は特別という感覚と、祝賀御列の儀の際の皇后陛下のご表情や、天皇陛下のふるまいに感じた思いとの、その共通点とは?
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