ラブロフ外相代行「露中関係は新時代に突入、外交分野の協調•協力は世界の安定にプラス」

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動画説明

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相代行は17日、年頭記者会見を行い、2019年の外交活動について総括した。その中で、新たな時代に入った中露関係が世界の平和と安定に貢献しているとし、一方で米国が追求する覇権主義と一国主義の政策は、地域と世界に更なる潜在的脅威をもたらすとして批判した。
 またラブロフ外相代行は、ロシアと中国は国際情勢に関して同じ見解を有しているとし、国連で緊密に連携し、互いに支持し合い、「国連憲章」の原則を守っていると述べた。
 ラブロフ外相代行はさらに「この1年、地域と世界の平和と安定はかつてない脅威にさらされた。米国は一方的にINF(中距離核戦力)全廃条約から離脱し、北大西洋条約機構はロシア国境に軍隊と武器装備を配備し、米国とイランの緊張が激化し、リビアで戦火が再燃した。これらの戦乱あるいは不安定要素の多くは米国が覇権主義を追求し、一国主義を採用していることによる」と述べた。

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