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米航空機大手「ボーイング」と米連邦航空局(FAA)は5日、ボーイング737MAX型旅客機に設計上の新たな潜在的リスクが見つかったと発表した。
新たな調査結果によると、ボーイング737MAX旅客機の電気システムにこれまで発見されていなかった安全上の問題があり、機尾にショート回路のリスクがあり、パイロットが正しく反応しなかった場合、墜落する恐れがあるという。
ボーイングの広報担当ゴードン・ジョンドロー氏は、この調査分析がボーイング737MAX型機の設計変更につながるかどうかを語るのは時期尚早だとしている。
ボーイング737MAX航空機は、2019年3月のエチオピアと2018年10月のインドネシアで、2件の墜落事故を起こし、あわせて346人が死亡した。その後、同型機は全世界で一斉に運用停止となっている。事故の原因として、自動制御システムのソフトウェアの欠陥が挙げられている。
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