ファーウェイ初の5G対応スマートフォン、16日に中国で発売

動画説明

中国通信機器最大手のファーウェイは16日、初の5G（第5世代移動通信）対応のスマートフォンを中国で発売した。
　北京の繁華街、三里屯にある中国移動通信の店舗で、于さんは6199元（約9万3千円）で5G対応スマホ「Mate20X 5G」を購入し、初のファーウェイ製5G対応スマートフォンユーザーとなった。
　于さんによると、この機種は5G対応だけでなく、4Gから5Gにアップグレードしたシステムにも対応するという。先月26日に予約を開始し、販売開始前の15日時点で予約総数は100万台を超えた。
　2014年に4Gが商用利用できるようになって以降、中国の4Gユーザーは10億人近く、普及率は80％に達した。競争の激化が進む中で、国有通信大手3社の中国移動、中国聯通、中国電信は、いずれも月間100元未満で一般消費者の基本的なニーズを満たす魅力的な4G契約プランを打ち出している。