七夕にちなみ中国河南省で北宋スタイルの合同結婚式

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動画説明

農暦の7月7日にあたる7日は「中国のバレンタインデー」として知られる七夕節だ。七夕にちなみ、中国中部の河南省開封市では5日、北宋時代(960-1127)の伝統的なスタイルによる合同結婚式が行われた。
 清明上河園では、昔ながらの赤い結婚衣装を着たカップルたちが、華やかな歴史絵巻さながらの結婚式を挙げた。
 古い習わしでは、結婚する男女は「納采」「納吉」「納征」「親迎」という四つの儀式を経て夫婦となる。そのうち「親迎」とは、結婚式の当日に男性が女性の家まで新婦を迎えに行く儀式を指す。
   新郎が馬に乗り、新婦は金の駕籠に乗り、賑やかに行列は進む。そして新郎新婦は共に虹橋を渡り、船に乗り換える。これは「中有遊龍来戯水、来年生個状元郎」(龍が泳ぎ、来年には賢い子が生まれる)という縁起の良い言い伝えに習ったものだ。
   船から降りた二人は、新婦の両親に挨拶する。その時、新郎は忠義と貞節を象徴する木像の雁を新婦側に贈る「奠雁」を行う。結婚式のもっとも重要な儀式が「拝天地」だ。新郎新婦が先祖と両親を拝み、そしてお互いを拝む。
 新郎と新婦が盃を一つずつとって酌み交わす「合卺」(ごうきん)という儀式が続く。
 七夕節は中国神話に由来し、天の川に引き裂かれた貧しい牛飼いの牽牛と仙女である織女が1年に1度この日にだけ会える特別な日だ。七夕節は2006年5月、初の国家無形文化遺産としてリストに登録された。

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