中国北西部、秦嶺ジャイアントパンダ国家公園が発足

動画説明

中国北西部の陝西省の秦嶺山脈では、ジャイアントパンダ国家公園の設立準備作業が進行中。
　ジャイアントパンダ国家公園は2.7万平方キロメートルを占め、四川省の岷山エリアと邛崃山-大相嶺エリア、陝西省の秦嶺エリア、甘粛省の白水江エリアからなっている。
　建設中の秦嶺ジャイアントパンダ国家公園は、秦嶺地域の12のジャイアントパンダ自然保護区を全部カバーする。
　現在、秦嶺エリアには345頭のジャイアントパンダが生息しており、全国野生パンダの18.5%を占めている。
　計画によると、秦嶺ジャイアントパンダ国家公園は、核心保護区、生態修復区、科学普及・休憩区、伝統利用区という4つのパートに分けられる。そのうち、核心保護区は秦嶺エリア現存の12のジャイアントパンダ自然保護区をカバーし、ジャイアントパンダを含む8千種以上の野生動植物が生息している。