1000年以上の歴史もある「チベット紙」製紙技術を守る

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動画説明

1000年以上の歴史もある「チベット紙」は、何世代にもわたって受け継がれている手漉紙であり、丈夫で風趣がある。しかし現在、製紙技術の失伝の危機に瀕している。
 チベット紙は、チベット高地に育つ有毒植物のトリカブトの根の繊維をおもな原料として、手づくりの紙で、強さ・魅力的な質感・耐久性・防虫性などから高い評価を受けており、千年たっても腐らないと言われている。チベットの僧院では、金属の彫像や絵巻物、仏教の経典に使われてきた。今では、1枚約1500円で、自然素材100%の、世界を見渡してもなかなかみつからない貴重な紙だ。
 中国国家文化観光部は去年、貧困支援の一貫としてカルチャー産業で伝統手工芸の振興をはかるため、ニェモ県を拠点にしているチベット香の製造、タルチョー(五色の祈祷旗)、普松郷の彫刻、雪拉村の紙など多くの伝統工芸を無形文化遺産に指定し、現地で就業工房の設立支援を始めた。

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