動画説明
風化や人的な損害から「万里の長城」を守り、より多くの人に長城ならではの壮大さを披露するために、伝統的建築手法による修復工事が開始した。
総延長20000キロメートル以上、2000年以上の時をかけて造り上げられた世界最大・最長の建造物「万里の長城」は広大な中国大陸に横たわる巨大龍のような姿はとても壮大で神秘的である。
しかし、長年間での戦争や自然の侵食、石の盗難などで、万里の長城では多くの部分で保全作業が急務となっている。
2016年に、長城の一部のコンクリートによる修復が非難された。そこで、伝統的方法で修復することが求められている。
今回の修復工程では、修復士たちは矢狭間や胸壁、床の設計に従い、石畳や壁から崩れ落ちた石を使い、資材で補強し作業を進んでいる。急な山道では、特別な「助手」ロバに登場させ、資材を運んでもらう。
万里の長城というと、八達嶺や慕田峪、司馬台あたりが観光地として有名で、八達嶺長城だけで昨年一年間1000万人以上の観光客が訪れた。修復によって、より多くの部分を次の世代に残すと期待されている。
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