ピックアップ:中国・世界遺産

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動画説明

アゼルバイジャンの首都バクーで43回目の年次会議を開催中のユネスコ世界遺産委員会は、6日に中国東部の浙江省にある「良渚(りょうしょ)古城遺跡」の世界遺産登録を決定した。これで中国の世界遺産の総数は55件、世界最多となった。
 「良渚古城遺跡」は、5000年前の長江流域の稲作農業の発展成果を裏付ける遺跡として評価され、良渚古城の考古学的遺跡と発掘された文化遺物だけでなく、沖積平野水系が広がる湿地地帯が含まれ、総面積は908.89ヘクタールにおよぶ。
 「良渚古城遺跡」について、イギリス学士院のフェローでケンブリッジ大学の考古学教授だったコリン・レンフルー氏は「中華文明が5000年前に始まり、これまで考えられていたよりも1000年早く始まったという深遠で説得力のある証拠を提供している」とした。
 6月30日からバクーで開催されているユネスコ世界遺産委員会は、人類にとって「卓越した普遍的な価値」であると考えられる遺跡の、より良い保護と保存を奨励するために「良渚古城遺跡」をユネスコのリストに加えた。
 今回、「良渚古城遺跡」が登録されたことにより、中国の世界遺産は計55件になり、国別で最多となった。文化遺産が37件、自然遺産が14件、複合遺産が4件。5日に登録された黄(渤)海渡り鳥生息地(第1期)を含め、昨年は貴州省の梵淨山、2年前には福建省アモイの歴史的な国際集落コロンス島(鼓浪嶼)などが登録されている。

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