解放軍とボランティア、中国東部の洪水で堤防を補強

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動画説明

中国人民解放軍東部戦区1500人の将兵は11日夜、江西省鄱阳湖に到着し、夜通し危険な状況の処理に取り組み、堤防の安全を守った。
 7月11日夜22時頃、100人あまりの兵士は現場に派遣され、翌日2時頃まで一連の危険な状況を処理していた。朝になって、また任務を受け、別の現場に赴いた。
 <兵士 夏曽輝さん>
 「これは兵士としての使命だ。この軍服を着た以上、義務を怠ってはいけないと思う」
 今回派遣された部隊は、1998年に発生した壊滅的な長江大洪水の水害応急活動を経験したこともあった。
 鄱陽湖の中にある島・蓮湖郷。11日午後、鄱陽湖の水位は22.55メートルに急上昇し、洪水は蓮湖郷と外の世界をつなぐ唯一の道路を飲み込んだ。4万ムーの畑と蓮湖郷に住む村人は堤防に保護されている。
 堤防は危険にさらされている村人と広大な農地にとって唯一の助けとなった。
 100人以上の村人は猛烈な洪水が農地を飲み込むことを防ぐためにボランティア活動に参加した。
 <村人 胡安虎さん>
 「私は専攻が水工学なので、村のそのような堤防の補強と工学の仕事をかなり真剣に取り組んでいる」
 水位がその堤頂から1メートル離れたところで、村人たちは胡安虎さんの指導に従い、泥と石で満たされた袋を積み上げて、水の浸入を防ぎ、堤防を補強した。
 <村人 高徳貴さん>
「どんなに苦労しても来なければならないのは理由があるのだ。私たち自身の家を守るために、祖先が築いた堤防を守るために、こんなに年をとっても来るんだ」

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