オリンピック難民選手「夢は実現できる」 自らの経験で人々の励みに【字幕付き】

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Storyline

 今回のオリンピックでも難民選手団が参加している。難民選手団は2016年のリオ大会で史上初めて結成された。

 選手数はリオ五輪の10人から、東京五輪では29人に拡大。紛争や迫害などにより母国から参加できないアスリートに、最大の舞台で競技する機会を提供している。

 2015年にシリアに家族を残してオランダに逃れたバドミントンのアラム・マハムード選手もその一人だ、難民選手団の先陣を切って晴れの舞台に登場した。

 <難民選手団 アラム・マハムード選手>
 「シリアの状況はあまりよくない。安全ではなかったので国を出ることにした。決断するのは難しかった。レバノンやトルコ、ギリシャを経由する決して楽な旅ではなかった。国外に出ればより良い生活を送れる、安全な場所で暮らすことができると思った」

 マハムード選手は最終的にオランダに移住することになった。幼い頃、シリアで姉とバドミントンをしていた彼は、新天地とのつながりを求め、長年親しんだバドミントンを再び始めた。

 グループリーグの2試合に敗れたことで東京オリンピックの暑い夏は終わった。しかし彼は、自分の経験が同じ境遇にいる人々の励みになることを願っている。

 <難民選手団 アラム・マハムード選手>
 「バドミントンをやっていたおかげで、私は異文化の社会に溶け込むことができた。外国語を学び、新しい友達もできた。私にできたことは他の人もできるはずだ。だからこそ世界中の難民の皆さんに、そして多くの国の子どもたちに、夢や目標があるなら、実現するために努力しなければならないと伝えたい。誰もが夢を実現することができると思っている」

 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、紛争などで母国を追われた難民や国内で避難を続ける人々は、昨年は約8240万人にのぼり過去最多になった。

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