東京五輪で活躍のボランティア 感染対策リスクや計画変更の試練の中で【字幕付き】

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動画説明

Storyline

 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中で開催されている東京五輪。各国代表団や選手はもちろん、ボランティアもかつてない挑戦に直面している。

 多くの競技が無観客で行われることになり、ボランティアの仕事内容は減ったが、コロナ感染対策でリスクとプレッシャーにさらされている。

 大のスポーツ好きな中国人留学生の謝斉藤氏は、ボランティアの受付開始時にいち早く申し込んだ。中国語、英語、日本語も話せるために選ばれたものの、感染拡大でボランティア活動の計画は揺れ動いた。

 <東京五輪 ボランティア 謝斉藤氏>
 「東京オリンピックの延期や中止はいい選択肢だと思う一方で、大会に参与したいし、スポーツ事業にも貢献したいと思っていたので、本当に延期や中止になったら残念だった」
 
 結局、1年延期で開催された今年、ボランティアの夢が叶った謝氏は、現在、サッカー、ラグビー、近代五種(水泳、フェンシング、馬術、レーザーラン)などの競技が行われる東京スタジアムでボランティアを担当している。
 
 一般観客は受け入れていないが、IOCや各種スポーツ組織の役員・幹部などが会場に足を運んでいる。観客席への案内は閉会まで謝氏の主な仕事内容のひとつだ。

 <東京五輪 ボランティア 謝斉藤氏>
 「感染防止対策として、客席はすべて制限されている。こうしたルールを知らずに自由に座ってもいいと思って、直接に来る人もいる。席を予約して安全距離を確保したうえで入れるようにしなければならない」

 一方で、五輪の規模縮小に伴い、濱田祐一さん(48)のボランティア活動期間は予定していた2週間から2日間に減ることになった。

 <東京五輪 ボランティア 濱田祐一氏>
 「ちょっと残念でしたけれども、これはもう仕方がないので、政府が決定したこととか、東京都が決定したこととか大会組織委員会が決定したことにはもう従おうと思ったので。代表団や選手仕方がないなあというのはあります。ただ、中止にはなっていなかったということで、やるべき時が来たら、きちんとやろうと、仕事は担当しようと思っていました」

 大手企業のブランディングが本職の濱田さんは、仕事で長年中国やオーストラリア、ガーナに住んでいた。こうした経験から東京五輪のボランティアに参加しようと考えたという。

 <東京五輪 ボランティア 濱田祐一氏>
 「ボランティアに参加した理由は、以前海外に長い間住んでいまして、その時に、私とか家族がいろいろ海外の方々から助けられましたので、今回はいい機会だと思いました。オリンピックに海外からたくさんの方々が来られるということで、今度はお返しというわけではないですけれども、皆様方を楽しませるような活動をしていきたいと思って参加を」

 濱田さんは参加国代表団の選手及び関係者の接待だ。今大会は海外からの一般観客を受け入れていないが、五輪を通じて海外に、日本の魅力を発信していきたいと考えている。

 <東京五輪 ボランティア 濱田祐一氏>
 「今日本でやはり、コロナ感染症が広がり続けていますし、非常に困難な状況だと思っています。この困難の中、日本人だけでなく、来ていただいた方から協力を得ながら、この大きなイベントを成功させる。この特殊な環境のもと、皆様と一緒にこのイベントを成功させるというのが非常にいいことだと思っています」

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