米で教師や保護者がデモ 政府の「対面授業」再開強要に

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動画説明

新型コロナウイルスの感染者と死者が増え続けるアメリカでは、政府が秋の新学期に「対面」授業を再開するよう学校に強要したことに、アメリカの教職員たちは強く反発している。
 全米各地では3日、教職員らによる抗議活動が行われ、保護者からも対面授業再開に反対する声が上がっている。
 感染拡大が深刻なフロリダ州では、教師や学校職員がデモに参加したが、人が集まる状況を防ぐために車列を作って抗議の標語を掲げた。デモ参加者は、教室が安全だと確認され各地域が看護師や指導員の雇用人数を増やすまで、オンライン授業を継続するよう訴えた。
フロリダ州の教員は「生徒の安全が本当に心配だ。私が教えている市の学区では、感染拡大前からすでに資金不足だった。トイレには石鹸がないし教室は満員な上、400人の教師と教育者のポストが削減された。追加の資金提供なしでは、パンデミックの最中に安全に対面授業再開ができるとはとうてい思えない」と言った。
 教職員の抗議活動に対し、保護者らも支持を示している。この1週間、アメリカ南部と中西部の多くの小中学校が再開され、生徒や教師が新型コロナウイルスに感染したとのニュースが相次いだ。フロリダ州に住む保護者の1人、アンティヤさんは「子供を学校に行かせるのが怖いと思っている親は多い。なぜなら、子供たちはソーシャル・ディスタンシング(社会的距離)の維持やマスクをつけるのが得意ではないから」と述べた。
アメリカのジョンズ・ホプキンズ大学のシステム科学工学センター(CSSE)の統計によると、4日時点で、国内の新規感染者は5万人増加、アメリカ東部標準時19時34分時点で累計感染者数は476万5170人に達したという。

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