トランプ政権 米国をグローバル感染対策の障害に

投稿日時

再生数

72

コメント数

0

マイリスト数

2

この動画は投稿( アップロード )された地域と同じ地域からのみ視聴できます。

動画説明

アメリカのシンクタンク機構である進歩センター(CAP)のハイレベル研究員マイケル・フックス氏は12日、「トランプ政権は米国をグローバル感染対策の障害にさせている」との文章を発表した。
 文章では「トランプ政権が感染症対策への不適切な行動を講じたことは、新型肺炎の米国国内での蔓延と多くの死傷を招き、世界が感染症危機に対応する難度を上げ、人類が払った犠牲はさらに致命的となった」と示している。
 「グローバルな感染対策を阻み 国際協力を拒否」
 国際連合世界食糧計画の発表によると、感染症が世界の飢餓状況を急速に悪化させる可能性も高いという。超大国としての米国は、途上国を支援するどころか、G20が行動を取るのを阻止した。
 新型肺炎の期間中に、国連事務総長は国際社会に停戦し、力を合わせて新型肺炎と戦っていくよう呼びかけたが、安全保障理事会による決議投票の際、他の国家は賛成票を投じたが、米国の一票の反対票で議案が否決された。
 それに、トランプ政権は、経済の脆弱なイランやベネズエラにおける新型コロナウイルス感染拡大の現状を無視し、両国に対する制裁を続行した。
 「WHOへの補助金拠出停止 自国の利にもならない」
 また文章では、「ウィルスの感染爆発初期に、世界保健機関(WHO)が各国に警告し、感染対策の戦略を呼びかけていたが、感染蔓延に伴って、トランプ政権がWHOとの協力を停止し、さらにWHOに感染蔓延の責任を押し付けようとしており、グローバル危機の際に米国はWHOへの援助を停止した」と述べられている。
 「注意力をそらし 中国に責任を押し付ける」
 CNNキャスターのファリード・ザカリア氏は4月18日に放送した番組で、「米政府による中国批判は何の問題の解決にもならない。トランプ大統領の話が前後矛盾しており、どれが本当でどれが嘘なのかは全くわからない」と非難した。
 現在、米国の感染状況はさらに深刻化しており、感染者と死亡者はほかの国をはるかに超えている。しかし、トランプ政権は国内の感染対策のミスを逃れるため、米国民衆の視線をそらし、嘘作りに力を尽くし、中国に責任を押し付けようとしている。

提供元チャンネル
関連動画