海外からの新型ウイルス流入を防ぐ、北京は水際対策を強化

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動画説明

北京市は、海外からの新型ウイルスの流入を防ぐため、水際対策をさらに強化している。
 海外から北京への玄関口となる2空港のうち、北京大興国際空港に到着する国際便はすべて首都国際空港に向かうよう集約措置がとられている。
 首都国際空港に到着すると厳重な検疫が待っている。その後、感染リスクの高い人は小湯山病院に運ばれ、さらなる医学検査を受ける。その他は専用バスで市内にある国際展覧センター新館に移動し、隔離ステップに進むことになる。
 国際展覧センター新館には、全国各省(自治区・直轄市)および北京各区の中継・集散拠点が設けられ、目的地が北京の場合は市内の集中観察施設で自己負担による14日間の隔離観察を受ける。他の省に向かう人は、各省市が一括して輸送する。
 例えば北京市豊台区には、11の集中観察施設が設けられた。医療従事者らスタッフが待機し、消毒や健康管理が徹底して行われる。隔離される人の生活習慣等に合わせたパーソナライゼーションサービスも提供している。
 北京市には現在、海外から入国した人のための集中観察施設が149カ所用意されている。

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