動画説明
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受けて、中国と海外を結ぶ航空便の運航が相次いで停止されるなか、中国政府は2月3日、ベトナムに滞在する中国人観光客131人を帰国させるため、チャーター機を派遣した。
3日午後、新型肺炎の影響でベトナムに滞在している中国人観光客131人はホーチミン市のタンソンニャット国際空港で中国東方航空のチャーター便に乗って、夕方には武漢市の天河国際空港に到着した。
在ベトナム中国大使館と領事館のスタッフは現地の空港と移民局などの部門と協力して中国人観光客の帰国を迅速に手配し、搭乗前の手続き、健康診断など新型肺炎の感染抑制措置の実施にも加わった。
これらの滞在者が自ら航空券を購入し、待ち望む帰国の途についた。
<ベトナムに滞在する中国人観光客 張婷氏>
「ワクワクしている。やっと帰国できるようになった。初めての海外旅行で、帰国できなくなったことに遭ってしまったが、帰国させてくれて、安心した」
<ベトナムに滞在する中国人観光客 高李鑫氏>
「ワクワクして嬉しい気持ちだ。『武漢頑張れ!中国頑張れ!』と言いたい。一緒にウイルスと戦こう。きっと勝つだろう」
湖北省武漢市を中心に感染が広がる中、海外に滞在した中国人、特に武漢市民による帰国難を受けて、中国政府は1月31日から、マレーシアや日本、タイなどの国にチャーター機を派遣し、海外滞在の武漢市民を帰国させる措置を取った。
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