実り豊か、中国の目標を絞った貧困扶助プロジェクト

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動画説明

中国は過去5年間で6835万人を貧困状態から解放し、貧困削減において目覚しい進歩を遂げた。小康社会になる目標を達成するために、政府は最も助けを必要とする地域や世帯に目標を絞った貧困扶助プロジェクトを実施してきた。
 中国中部にある湖南省の湘西トゥチャ族ミャオ族自治州では、風光明媚な山々が横たわっているが、多くの村が長い間貧困に苦しんできた。つい最近まで、そこの人々は僻地に住んでいるため、経済開発は困難だった。しかし、2013年ピンポイント貧困扶助プロジェクトが始まって以来、状況は急速に変化している。
 貧困に苦しんでいた錫瓦村の養蜂家羅氏は、ピンポイント貧困扶助プロジェクトのおかげで、蜜蜂に対する彼の興味は今や彼の生計を支えるようになった。プロジェクトは彼が養蜂家になるために必要な巣箱と器材の購入に資金を提供し、そして今、彼は成功した。
 羅氏の蜂蜜収穫量は毎年倍増している。2014年蜂蜜による収入は1万元弱、2017年には6万元になると見込まれている。この金色のボーナスがあれば、バイクを購入し、娘を大学に行かせ、将来の家族生活を保証することができる。
 羅氏は現在、村人たちに養蜂技術を教える用意をしている。彼はまた、養蜂協同組合を設立し、専用のブランドを申請し、故郷の繁栄に貢献する計画を立てている。
 ピンポイント貧困扶助プロジェクトは、習近平総書記が2013年に湖南省の美しい村、十八洞村を視察した後、この湘西地域で発足された。習近平総書記は視察時、村人の生活状況について尋ね、貧困撲滅における目標の的確性を強調した。
 湘西貧困扶助開発弁公室の李衛国主任は、ピンポイント貧困扶助の本質はまず、的確に扶助対象を定めることに具体化されていると説明した。
 同氏は「昔は、貧困であろうとそうでなかろうと私たちはほとんど全員を助けた。しかし今、私たちは本当に助けを必要とする貧しい家庭を助けている」と話した。
 同氏は政府が貧困との闘いの最前線に何千人もの公務員を派遣し、2020年までに貧困層の住民全員を貧困状態から解放するという非常に厳しい目標を設定したと付け加えた。
 ピンポイント貧困扶助プロジェクトは、地方政府の役員がそれぞれの貧しい家庭のさまざまな状況を把握し、それぞれの状況に応じて彼らを助けることを意味する。
 湘西にある貧しい家庭は現在、その村駐在の専門家によって助けられている。政府と専門家は、異なる家庭の状況に応じて異なる扶助計画を立てている。
 例えば、この地域はキウイフルーツの大量生産に適していると分かった後、湘西は急速に中国のキウイの都になりつつある。十八洞村にキウイファームを設立するために、特別扶助チームは村人たちにある農産品会社と提携して投資するよう説得した。村の農地が足りないため、地元の人々は農地を求め、村から離れた場所で202ヘクタール近くの平地でキウイの栽培を始めた。
 そして、この政策は成果を上げているようだ。2017年末には、湘西地方の275の村の計35万人がすでに貧困状態を抜け出した。
 中国は小康社会の建設の一環として、2020年までに絶対的貧困をなくすことを目指している。

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