中国とベラルーシが通関簡素化、24日にAEO相互承認発効

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中国海関総署(GAC)は、ベラルーシと合意したAEO制度の相互承認を24日から発効すると発表した。  
 世界税関機構が提唱するAEO(Authorized Economic Operator)制度は、税関の法令遵守の程度、信用状況、安全水準の高い企業を認定することで、通関面での便宜を図ることを目的とする。
  中国とベラルーシの税関はAEO相互承認を通じ、基準を満たした両国のAEO企業が貨物を輸出する場合、税関手続きが簡素化され、検査率の引き下げや通関時間・コストを削減することができる。  
 中国海関総署のデータによると、両国間の貿易量は2019年上半期に13億米ドルに達し、前年同期比69.8%増加となっている。
  ベラルーシへの輸出を手がける中国企業計5258社のうち、141社がAEO企業と認定された。認定企業全体で中国のベラルーシへの輸出総額の9.2%を占めている。
  中国はすでにシンガポール、韓国、欧州連合、スイス、ニュージーランドなど41カ国・地域とAEO制度の相互承認を実施している。

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