動画説明
1983年4月22日、西ドイツ(当時)の170万部を誇る写真週刊誌『シュテルン』を発行する出版社グルーナ&ヤール社は、全世界に向けて大スクープを発表した。
「ヒトラー手書きの日記全60冊を、同誌記者が発見した」というのだ。
これによってナチス時代の歴史は書き換えられるだろうと、たちまち大反響を巻き起こした「世紀の大スクープ」。ところがこれはわずか2週間後、「世紀の大スキャンダル」と化した。公式鑑定の結果、それは完全な偽書であるということが判明したのである。
どうして偽造は判明したのか? そして、この事件の終了後、最後に残った今も判然としない謎とは?
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