マクガイヤーゼミ 第18回 延長戦「腸管免疫と腸内フローラ」

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動画説明

今回のレジュメ
○最近の腸内フローラ盛り上がり:TV、雑誌での特集
無菌マウス:寿命伸びるが、落ちつき無くなる→知能?
無菌マウスなどでは通常マウスに比べて顕著に盲腸が著しく大きい
パイエル板が未発達、腸上皮間リンパ球(IEL)の細胞数や種類が異なり粘膜
固有層中のIgA産生細胞数も少ない。また、無菌マウスで経口免疫寛容が誘導されにくい。
単鎖脂肪酸と糖尿病
単鎖脂肪酸と肥満
単鎖脂肪酸とアレルギー
うんこ調査:単一~数十種の細菌しか調べられなかった→メタゲノム、メタボローム解析
うんこは情報の塊
多次元尺度法
善玉菌、悪玉菌、日和見菌、……学術的分類ではない
乳酸菌
大事なのは多様性
菌数が少なくなる=多様性が無くなると病気になる。
クロストリジウム・ディフィシル感染症(CDI)→便微生物移植での治療
潰瘍性大腸炎:25%で症状が改善
「最高の腸内フローラ」は、多分存在しない、人種(先天的)、環境(後天的)でベストチームが異なる→最高のMSチーム存在しない

○腸管免疫とは?
免疫とは“自己と非自己を識別して、個体としての独立性や統一性を守る仕組み”
食べ物への免疫反応を抑える経口免疫寛容
IgAによる粘膜層への細菌キャプチャー
食べる免疫、粘膜免疫はIgGだけでなくIgAも誘導する

○腸内細菌と生命観
人種(生活環境)によって腸内フローラにパターンがある
遺伝子を維持するにはコストがかかる→必要なものは外注したい→ビタミンC
合成菌(乳酸菌)、海藻分解菌
地球上の全生物の2分の1以上が細菌
利己的遺伝子説、宿主は細菌の乗り物にすぎない?
「生命観」の難しさ、脳死は人の死か?→腸内細菌が変化したら、それは同じ生命(群)といえるのか?v一人のしており、重量にすると約1.5-2kgに相当する。一般に程度と言われており、細胞の数ではその16倍に匹敵するだけの腸内細菌が存在することになる
ところで、この免疫システムが腸内細菌と密接に関わっているのではないか、という研究がここ数年盛んにおこなわれています。
お手伝いは、世界一チャーミングな書籍編集者のしまさんです。

◆出演 Dr.マクガイヤー
「ゲロとレイプがある映画は傑作である」と言い切るアラフォーオタク。 ボンクラ映画をこよなく愛する正体不明の冒険野郎。番組中の白衣は自前だ。
番組が気になった人はブログを訪れてみてもらいたい。きっと目眩がすることでしょう。
ブログ ⇒ 冒険野郎マクガイヤー@はてな
Twitter ⇒ @AngusMacgyer

ご意見・ご質問 ⇒ http://ch.nicovideo.jp/macgyer/letter

2016年6月10日収録

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